はじめに
高度専門職ビザ(高度人材ビザ)を取得するには、「高度人材ポイント制」で70点以上の評価が必要です。
前回の記事では、評価項目と必要なポイント数を紹介しました。今回は、実際にどうやって加点を狙うか?どこを強化すべきか?という戦略的な視点から解説します。
ポイント戦略の立て方
ステップ①:自分の現在のスコアを把握する
- 法務省のポイント計算表を使って、現時点のスコアを確認
- 行政書士に相談すれば、より正確な診断が可能
ステップ②:加点可能な項目を洗い出す
- すでに満点の項目は除外
- 加点余地がある項目に集中する
加点の狙いどころと具体策
1. 年収アップ(最大40点)
- 最も加点幅が大きい項目
- 企業との交渉で年収600万円以上を目指す
- 昇進・昇給のタイミングで申請するのも有効
2. 日本語能力(最大15点)
- JLPT N1:15点、N2:10点
- 日本語学校に通う、試験対策をする
- 日本の大学、大学院の卒業歴がある場合は別途10点加点
3. 学歴・職歴の組み合わせ
- 学歴が弱い場合は職歴で補う(例:学士+10年職歴で30点)
- 職歴証明書をしっかり準備する
4. 業績・資格の活用
- 特許取得:15点
- 論文発表3本以上:15点
- 資格取得も加点対象になる場合あり
5. 年齢による加点(最大15点)
- 若いほど有利(29歳以下で15点)
- 年齢が上がる前に申請するのが戦略的
加点事例(モデルケース)
ケース①:ITエンジニア(30歳、海外で修士号取得、年収550万円)
- 学歴:20点
- 職歴(5年):10点
- 年収:15点
- 年齢:10点
- 日本語能力(N2):10点
→ 合計:65点 → JLPT N1取得(15点)で70点達成
ケース②:コンサルタント(35歳、海外で大学卒、年収800万円、論文あり)
- 学歴:10点
- 職歴(8年):15点
- 年収:30点
- 年齢:5点
- 業績(論文):10点
→ 合計:70点 → 申請可能
よくある失敗と対策
証明書類が不十分
→ 加点項目はすべて証明が必要。自己申告では認められません。
加点できる項目を見逃している
→ 日本語能力や業績など、見落としがちな項目に注意
年収が足りない
→ 雇用条件の交渉、昇給後の申請などで対応可能
行政書士に依頼するメリット
- ポイント診断と加点戦略の提案
- 書類作成・証明資料の準備支援
- 入管とのやり取りの代行
- 不許可リスクの軽減
まとめ
高度人材ポイント制は、戦略的に加点を狙うことで突破可能な制度です。
自分の強みを活かし、証明書類を整えて、タイミングを見て申請することが成功の鍵です。
不安がある場合は、行政書士などの専門家に相談することで、安心して申請を進めることができます。当事務所は初回相談無料ですのでお気軽にご相談ください。
次回予告
次回は「高度人材ビザで得られる5つのメリット」について詳しく解説します。
このビザを取得することで、どんな優遇が受けられるのかを具体的に紹介します!
【ご注意】当ホームページの内容は、在留資格等に関する一般的な情報を提供するものであり、個別具体的な案件に対する法的判断を示すものではありません。実際の許可要否や手続きについては、出入国在留管理庁に確認するか、当事務所までお問い合わせください。
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